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三輪そうめんと大和野菜は、ベストミックス!

農園直送レストラン「古都華」では、10月頃までの期間限定で2種類の「そうめんサラダ」を提供している。昨年から出ている「ヤマトポーク入り」と今年の新作「梅肉入り」だ。梅肉は月ヶ瀬梅林の梅を使っている。大和野菜などたくさんの新鮮野菜がてんこ盛り。麺はもちろん奈良県が誇る特産品・三輪そうめんだ。

三輪そうめんと大和野菜は、ベストミックス! - そうめんサラダ 梅肉入りとヤマトポーク入り

そうめんサラダ 梅肉入り(左)とヤマトポーク入り(右)

三輪そうめんとは何か。山と渓谷社刊『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』によると、

奈良時代に中国から伝えられた素麺は、中国後漢時代(25~220)の記録にある索餅(さくべい)が原形だという。索餅は索麺(さくめん)や麦縄(むぎなわ)とも呼ばれ、奈良時代の貴族が食べる特別な一品だった。素麺が作られるのは巻向(まきむく)川と初瀬川が流れる三輪山のふもと。かつて、巻向川にはいくつもの水車が回り、小麦をひいていた。夏の食品である素麺は極寒期に作られる。今でも寒風に晒される素麺は真冬の風物詩。

そうめんは冬に作られるが出荷するのは夏なので、製造費用が回収されるまで半年ほど待たなければならない。なので以前、地元銀行が、できあがったそうめんを担保に半年間の運転資金を貸し出すという「そうめん担保融資」をやって話題になったことがある。

宝暦4(1754)年の『日本山海名物図絵』でも《大和三輪素麺 名物なり 細きこと糸の如く 白きこと雪の如し ゆでてふとらず 余国より出づる そうめんの及ぶ所にあらず》とそのおいしさがたたえられている。

三輪そうめんと大和野菜は、ベストミックス! - 三輪そうめん

そうめんは中国から伝わり三輪で作られた。ここは冬場には気温も湿度も低くなり、それがそうめんづくりには最適な気象条件だった。その後そうめんづくりの技術は全国に伝播し、兵庫県では揖保乃糸、小豆島では小豆島そうめんが作られるようになる。しかしあくまでもルーツは三輪。小麦粉を使った食べ物、つまり「粉もん」で最も古い歴史を持つのはそうめんなので、いわば三輪は日本の「粉もん発祥の地」なのである。

一方、大和野菜は「大和の伝統野菜」と「大和のこだわり野菜」からなる。伝統野菜とは、戦前から奈良県内で生産が確認されている品目で味や香り、由来に特徴のあるもので、大和まな、千筋みずな、結崎ネブカなど。こだわり野菜とは、栽培などに手間をかけて栄養やおいしさを増した野菜で、大和ふとねぎや大和寒熟(かんじゅく)ほうれん草などがある。サラダには、旬の大和野菜を厳選して使っている。

これら奈良県が誇る両雄をミックスしたのが「そうめんサラダ」である。「そうめんから食べるか、サラダから食べるか」はお好みだが、私は「食べ順ダイエット」の原則に従い、サラダ先行でいただいた。夏ばて防止には、ボリューム感のある「ヤマトポーク入り」。清涼感を求めるなら、さっぱり感のある「梅肉入り」がいいだろう。いずれも単品が600円、いなり寿司つきが750円(いずれも税別)。今年の暑い夏は、そうめんサラダで乗り切ろう!

三輪そうめんと大和野菜は、ベストミックス! - そうめんサラダ ヤマトポーク入り

そうめんサラダ(ヤマトポーク入り)、いなり寿司つき

三輪そうめんと大和野菜は、ベストミックス! - そうめんサラダ 梅肉入り

そうめんサラダ(梅肉入り)、いなり寿司つき

※「三輪そうめん山本」は、2017年2月より「三輪山本」に社名を変更しています。

鉄田憲男氏の顔写真 /

鉄田憲男氏 1953年和歌山県生まれ。1976年大阪大学経済学部卒業、
1978年早稲田大学文学部卒業、同年南都銀行入行。
現在 同行公務・地域活力創造部に勤務、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」専務理事、奈良佐保短期大学講師。
奈良県の魅力向上に貢献したとして2011年、第2回あしたのなら表彰(奈良県知事表彰)を受けた。tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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