ホーム > 奈良のうまいもの大使の太鼓判! > シャリシャリでジューシーに実る「奈良の梨」、秘密は米の精

奈良のうまいもの大使の太鼓判!

第一号大使、奈良を愛する鉄田さんが「うまっ」と
太鼓判を押した商品セレクション!

  • LINEで送る

シャリシャリでジューシーに実る「奈良の梨」、秘密は米の精

今年の夏は暑かった!で、私は「ガリガリ君」(アイスキャンデー)の「梨」には、ずいぶんお世話になった。梨のシャリシャリ感をうまく再現していて、ガリガリ君シリーズ中、私の最もお気に入りの一品である。しかし本物の梨にはかなわない。今回のテーマは梨である。

奈良のうまいもの大使の太鼓判!「奈良の梨」1

果物好きで知られる正岡子規は、こんな句を詠んでいる。梨のみずみずしさが、よく表されている。「梨むくや甘き雫(しずく)の刃を垂るる」

ところで最近の若い女性(および中年女性)は、梨やリンゴを丸のままクルクルと剥かない。いきなり4つに切って、1個ずつ皮を削いでいく。手の温度で果実が生ぬるくなりそうだが、この方が剥きやすいのだという。だから私が(不器用だが)丸のまま剥いていると、驚きの目で見られる。「刃を動かさず果実を回す」「包丁でなくフルーツナイフを使う」という2点を心がければ、難しいことではないのだが…。

奈良のうまいもの大使の太鼓判!「奈良の梨」2閑話休題。梨は日本でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたそうだ。『日本書紀』にも栽培の記述がある。江戸時代には品種も増加している。梨の語源は、新井白石によれば中心部になると酸っぱくなるという意味の「中酸(なす)」から転じたものだそうだ。砂のようなシャリシャリした食感から、英語で「Sand pear」と表記されることもある。

奈良のうまいもの大使の太鼓判!「奈良の梨」3小西農園の梨今回紹介する梨は、小西農園(五條市滝町)の梨だ。前回はこちらの桃を紹介したが、梨も柿もある。9月に入り、車で大淀町(吉野郡)を通りかかると、至る所に「梨直売」の看板が目につく。滝町は五條市とは言ってもすぐ北が梨の一大産地・大淀町の大阿太(おおあだ)高原だ。

写真の梨は小西農園の「二十世紀」で、よく「廿世紀」と表記される。9月も半ばに入ると、こちらの「幸水(こうすい)」も出回る。前回は「吉野川の水霊の力で果物が美味しいのでは?」という当てずっぽうを書いたが、さて、梨のお味は?

ひと口食べて、シャリシャリ感と甘さ・果汁の多さに驚いた。驚きのあまり、その場で小西農園に電話してしまった。「なぜ、こんなにジューシーで甘いのですか?企業秘密でなければ教えてください」「ウチでは農薬をほとんど使っていません。肥料には米の精といって、米糠(こめぬか)が主体の有機肥料を使います。それで美味しくなるのだと思います」とのお答えをいただいた、なるほど、そうだったのか。

米の精の栄養成分で美味しくジューシーに実った小西農園の梨。ぜひ、奈良のうまいものプラザでお買い求めください。

奈良のうまいもの大使の太鼓判!「奈良の梨」4 店頭に並ぶ梨

鉄田憲男氏の顔写真 /

鉄田憲男氏 1953年和歌山県生まれ。1976年大阪大学経済学部卒業、
1978年早稲田大学文学部卒業、同年南都銀行入行。
現在 同行公務・地域活力創造部に勤務、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」専務理事、奈良佐保短期大学講師。
奈良県の魅力向上に貢献したとして2011年、第2回あしたのなら表彰(奈良県知事表彰)を受けた。tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

PC表示