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奈良のうまいもの大使の太鼓判!

第一号大使、奈良を愛する鉄田さんが「うまっ」と
太鼓判を押した商品セレクション!

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今が旬!五條・小西農園の「ラ・フランス」

五條・小西農園の「ラ・フランス」

洋梨の「ラ・フランス」は、とても見た目の悪い果物である。ラ・フランスの一大産地・山形県の「おいしい山形推進機構」のホームページには、

ラ・フランスは1864年、フランスのクロード・ブランシュ氏が発見。そのおいしさに「わが国を代表するにふさわしい果物である!」と賛美したことから「ラ・フランス」と名前がついたという。日本には明治36年に、山形県には大正初期に入った。しかし生まれついての「みだぐなす」と、栽培に手間がかかることから、受粉樹という日陰の立場に甘んじていた。しかし、昭和40年代頃から缶詰よりも生のフルーツへと需要が移ると、生食用の決め手としてラ・フランスの真のおいしさが注目されるようになった。

「みだくなす」は、「見たくない」「カッコ悪い」という意味の山形弁だ。ラ・フランスは収穫してから熟させる(「追熟」という)ことで甘く柔らかく、美味しくなる。

もぎたてのラ・フランスは2%ほどのデンプンを含み、クエン酸などの酸も多い。これが追熟するうちにデンプンが果糖や蔗(しょ)糖、ブドウ糖などの糖分に分解され、ビタミンBやCも多くなる。また果肉中のペクチンも水溶性のペクチンに変わるため、とろりとしたなめらかな肉質になってくる。追熟の期間は常温で2~3週間。食べ頃は、軸の周囲に盛り上がっている「肩」と呼ばれる部分を指で押してみて、耳たぶぐらいの柔らかさだったらOK。ただ果皮の色はほとんど変化がないので注意しよう。もちろん、店先の商品の熟れ具合を指で押して調べるのはマナー違反だ。

山形県で多く栽培されるラ・フランスは、五條市滝町の小西農園でも栽培されている。出荷は11月上旬に始まる。いい具合に熟れたラ・フランスをいただいてみた。

小西農園のラ・フランス

見た目は、確かにあまり良くない。山形弁の「みだぐなす」というほどではないが、まぁ「ダサい」。しかし食べてみると、おお、これは甘くてとろけるようだ。香りもいい。かつて『人は見た目が9割』というベストセラーがあったが、私は「果物は見た目が0割」と申し上げておく。

今が旬!五條・小西農園の「ラ・フランス」 -カット

以前は小西農園の桃も紹介した。まもなく同農園ではリンゴの出荷も始まる。これも美味しいので、ラ・フランスの次は、ぜひリンゴをお試しいただきたい。「奈良はうまいものばかり」だ。

今が旬!五條・小西農園の「ラ・フランス」 -店頭に並ぶラ・フランス

鉄田憲男氏の顔写真 /

鉄田憲男氏 1953年和歌山県生まれ。1976年大阪大学経済学部卒業、
1978年早稲田大学文学部卒業、同年南都銀行入行。
現在 同行公務・地域活力創造部に勤務、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」専務理事、奈良佐保短期大学講師。
奈良県の魅力向上に貢献したとして2011年、第2回あしたのなら表彰(奈良県知事表彰)を受けた。tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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