鹿鳴人の"イチ押し!"うまいもの

奈良生まれ奈良育ち、奈良のまちを熟知する
松森さんが"イチ押し"する「うまいもの」

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月ヶ瀬の梅

この冬は暖冬で、1月から早くも「梅が咲いた」という話題が聞こえます。また「令和」の年号も、万葉集の太宰府での「梅花の宴」の序文から引用されたとのことです。
奈良の三大梅林のひとつ、月ヶ瀬は、奈良市東部の山間部にありますので、梅の花は平地よりふつう遅く咲きます。梅の便りが待たれます。月ヶ瀬は江戸時代から梅が有名で、多くの文人が訪れました。墨絵など多くの作品も残されています。
そこで、奈良のうまいものプラザで販売されている、月ヶ瀬の梅関連商品をご紹介します。

まずは、「しそ漬 小梅干」です。小さな梅干ながらやわらかく、お茶うけやおにぎりにそのまま使えそうです。小梅はホテルの朝食に使われているのをよく見かけます。

左は「しそ漬 梅漬」です。たっぷりとした果肉です。
そして右は「しそ漬 しょうが漬」です。人工着色料を使わない、その風味と色は上品です。

つぎに「干し梅」です。しっかり干されていてそのまま梅の味を味わえます。

「月瀬漬」という商品もありました。説明には「月瀬漬はその昔より、山郷月ヶ瀬の梅の実を種ぬきし、香りの良いしその葉で包み砂糖漬にして、風味豊かな月瀬漬を自然のまま伝統の素朴な味に創りあげました。お茶うけ、おにぎり、ちらし寿司などに月瀬漬の一粒をそのままか、食べ易い大きさに切ってお召し上がりください」と書かれています。地元では人気の商品のようです。
珍しい「鳥梅」(うばい)もありました。
鳥梅は、完熟して落下した梅の実を伝統の製法で燻し焼きにしたもので、紅花染の原料として使われてきたということです。
そもそも奈良県の月ケ瀬梅林は烏梅を作るために植えられた梅林だそうです。
梅の名産地、月ヶ瀬の梅に関する商品がたくさんあることに驚きました。

松森重博氏の顔写真 /

松森重博 氏 1948年奈良県生まれ。奈良女子大学附属中学高校を経て早稲田大学商学部卒業、東京で修行したのち1975年から奈良に帰り、器まつもり勤務。現在、株式会社まつもり社長。
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」理事、奈良商工会議所常議員、奈良市観光協会理事。奈良市中心市街地活性化研究会会長。
奈良もちいどのセンター街理事長他。ブログ「鹿鳴人のつぶやき」

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