冬におすすめ!温かい「にゅうめん」
寒い時期は、にゅうめんがおいしいものです。正月明け、奈良のうまいものプラザで三輪山本の「即席にゅうめん」を試食でいただきました。店内の特産品コーナーで、1食390円(税別)で販売されている商品です。
作り方を見ると、コンロで2分。電子レンジでも2分とのこと、お手軽です。
待つこと2分。でき上がってきました。
つゆ・具材・かやく・七味もすべて袋の中に入っているとのことです。小さな梅のような形の麩も入ってなかなかきれいです。
食べてみると、本格的な出汁でにゅうめんもとてもおいしいものでした。よく存じている三輪山本の山本社長は全国あちこちで麺を食べられ、Facebookなどで発信されています。その成果が出ているのでしょう。
奈良のうまいものプラザの特産品コーナーにはその他にも、三輪素麺工業協同組合で作っておられるカレー味やしょうゆ味の商品があるそうです。2食700円(税別)で販売されています。
ご自宅用にもお土産にも良さそうです。
店内を歩くと、そうめん製品がいろいろ販売されています。
今回気がついたのは、三輪素麺は農水省の「地理的表示」に登録されましたとのことです。
平成28年3月29日に「三輪素麺」は地理的表示保護制度登録第12号となりました。登録後に生産されたものから順次、赤い「GIマーク」をつけて出荷いたします。
「地理的表示保護制度(GI)」とは…
地域で長年培われた特別の生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性により、高い品質と評価を獲得するに至った産品の名称(地理的表示)を知的財産として保護する制度。
基準を満たすものだけが「地理的表示」の使用を認められ、GIマークを付されます
ともあれ、冷たいそうめんも、温かいにゅうめんも良いものです。近年いろいろ工夫されていますのでまさにそうめんは年中商品、奈良のおすすめの品と言えます。
※注※即席にゅうめん商品の試食は今回のコラム取材のため特別に行われたもので、通常は実施しておりません。何卒ご了承ください。

松森重博 氏
1948年奈良県生まれ。奈良女子大学附属中学高校を経て早稲田大学商学部卒業、東京で修行したのち1975年から奈良に帰り、器まつもり勤務。現在、株式会社まつもり社長。
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」理事、奈良商工会議所常議員、奈良市観光協会理事。奈良市中心市街地活性化研究会会長。
奈良もちいどのセンター街理事長他。ブログ「鹿鳴人のつぶやき」
関連商品

即席手延べめん(うどん、にゅうめん、カレーうどん)
鍋またはレンジに4分かけるだけで、手軽に本格的な味わいを楽しめます。いずれもつゆ、だし、具材付き。カレーうどんはシーフード味です。 各390円(税別)[三輪山本]

【終了】三輪手延べにゅうめん
三輪そうめんの老舗による、風味豊かなだし付きのにゅうめん。一人用の小さな鍋で調理できるよう工夫され、3分ゆでるだけの手軽さも魅力です。
400円(税抜)[池利]

そうめん
ご存じ奈良を代表する特産品。三輪山本「白龍」、池利「葛そうめん」「三色そうめん」など各種取り揃えております。
500円~2,000円(税別)[三輪山本、池利]

そうめん(糸依、華五彩)
吟味した専用小麦粉を使用し、約36時間の手延べ工程を経て作り上げた「糸依」と、紫芋・卵・梅・抹茶をねり込んだ、彩りが美しい「華五彩」。 糸依560円、華五彩600円(いずれも税別)[三輪山本]

そうめん(白龍)
蔵でじっくり熟成させた、2年物のコシと旨味。ゆで時間約60秒の極細手延べそうめんです。
800円(税別)[三輪山本]

Somen pop
古来から「縁を結ぶ」と言い伝えられているそうめんを赤白のパッケージに。「細く長くのお付き合い」を願うギフトにピッタリ。 各350円(税別)[三輪山本]

そうめんふし
「ふし」とは、そうめんを乾燥するときの上下2本の管にかかっていた部分のこと。ゆでて汁物の具やサラダにしたり、揚げておつまみやおやつにしても。 380円(税別)[三輪山本]